第1課 聖書 神の手紙また、ジグソーパズル

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



    

・聖書は神の言葉&手紙

  聖書は神の言葉です。誰かに対して、自己紹介をするときに、私たちは言葉を通して伝えます。神様も、聖書の言葉を通して、私たちに自己紹介されました。ですから、神が人間にあてて書いた手紙と言い換えることもできます。

 

・道しるべ

 さらに聖書は「救いの道しるべ」です。私たち人間は罪と色々な苦しみをもって生きています。神は私たちを愛しているので、救いの道を伝えたのです。

  聖書は、何千年にもわたる古代ユダヤの歴史の中で伝えられました。旧約聖書の場合、媒介となったのは預言者たちです。モーセ、サムエル、ダビデ、エリヤ、イザヤ、エレミヤなどの預言者が有名です。彼らは神に選ばれた人々で、神の霊を受け、それによって神の言葉を受けて人々に伝えました。

 

・イエス・キリストを示す

  新約聖書の場合は、イエス・キリストの使徒たちが媒介となりました。彼らも神の霊を受け、イエスの言葉を業を記し、その意味を伝えました。マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネなどの福音書記者、そしてパウロ、ペテロなどがおります。

   聖書は、第1に神が天地を創造した神であること、また神の愛と聖と正義というご性質を示します。第2に、人間が神の形に創造されたこと、に堕落したことを示します。第3に神が人間を救う歴史と救いと救いそのものを明らかにします。それはイエス・キリストです。彼は旧約聖書の預言者たちが預言した対象であり、新約の使徒たちが証しした神の救いそのものです。

 

・首尾一貫 & 幸いなジグソーパズル

  聖書のだいご味は、まず具体的な歴史の中でしるされた書であるため、真実が力強く伝わってくること。さらに何千にもわたる歴史の中で、様々な預言者、使徒たちによって書かれたにもかかわらず、首尾一貫しているということです。初めはバラバラの書の寄せ集めのように思えても、学んでいく内に1つの像が作られていきます。さながら、神の人類に与えた幸いのジグソーパズルです。

 このジグソーを解いていくごとに、神とその幸いがあなたの元に訪れると信じています。どうぞ、聖書を学びに一歩踏み出してください。

聖書箇所

Uテモテの手紙3:16

 「 聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」

 

箴言30:5

「神のことばは、すべて純粋。神は拠り頼む者の盾。」

 

ヨハネ福音書1:14

「 ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」

 

 

 

エピソード 1

 聖書を通して、多くの人々は、劇的に変わり、新しい人にされました。たとえば、デフォー作「ロビンソン・クルーソー」の題材となったセルクークという人がよい例です。彼は奴隷貿易に携わる荒くれ男でしたが、難破して無人島で生活することになったことがあります。その時に、聖書を中心に生きようと決意して生活します。オウムとの会話、フライデーとの人間関係などの支えもありましたが、極限状態では、聖書を通して語りかけてくださる愛の神が彼の支えとなったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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